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Posted on 2019-03-27
DEIM 2019で発表しました&受賞しました(安尾,北村,岩崎,川崎,酒井)


3/4-6にかけて,ハウステンボスで行われた「第11回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム」にて,D1の安尾さん,M2の北村,M1の岩崎,B4の川崎,酒井が発表し,北村が優秀インタラクティブ賞を受賞しました.

 

発表内容は以下となります.(◎は発表者)

 

「協調的情報トリアージにおけるコミュニケーションの影響についての検討」

◎安尾 萌,藤代 裕之(法政大学),松下 光範

(感想)今回は,大量の情報の中から必要な情報を峻別し,円滑な意思決定を支援する「情報トリアージ」を複数人で大規模に行うことを目指した研究の発表を行いました.これは法政大学の藤代准教授との共同研究です.

これまで発表してきた場所とは少し異なる研究コミュニティでの発表でもあり,新しい角度から様々な助言をいただくことができました.発表後にはこの研究について丁寧な感想をいただくことができ,大変実りの多い経験になったと思います.

 

「オンサイト検索:携帯端末を用いた看板画像からの店舗情報アクセス手法」

◎北村 茂生,松下 光範


卒業研究から進めてきた、3年間の集大成として、スマートフォンのカメラを通して店舗の看板を見ると、その店の情報へのアクセスを可能にする手法について発表してきました。スマートフォンで撮影した映像をサーバ上で深層学習を用いて看板領域の検出と店舗のクラス識別を行うことによってリアルタイムでの看板認識を実現し、OpenStreetMapのデータを用いて店舗情報を付与する手法を採っています。

口頭発表では朝の早い時間帯にも関わらず、比較的多数の方に発表を聞いて頂けました。ポスター発表では、デモシステムを体験して頂き、「欲しい情報が知れて便利」などのコメントを頂きました。また、一般投票による優秀インタラクティブ賞を受賞しました。今後は後輩がさらに改良してくれることを期待します。

 

「観光ガイドとの連携を企図した古地図アプリのコンテンツ作成方針の検討」

◎岩崎 有基,濵田 もえ,松下 光範,高橋 徹(株式会社Stroly)

今回は地域の魅力の向上に必要である観光ガイドが用いることを前提とした、古地図町歩きコンテンツの作成方針を発表してきました。今回の発表では観光ガイドが案内をするためにはどういった情報を古地図町歩きコンテンツに載せるべきなのかに着目していました。しかし、ポスター発表の際に「古地図は古地図だけで面白い。でも古地図を見て町歩きはニッチな楽しみで敷居が高い。だから古地図の町歩きの敷居を下げるようなデザインを考えると面白いかも。」という意見をいただき、町歩きの娯楽としての視点がかけていたことがわかりました。今後は観光ガイドを古地図町歩きとしての位置づけにすることで、固定客など再帰的な楽しみをデザインする必要があると思います。また、研究成果を出して学会に参加したいと思います。

 

「Twitter からの救助要請の抽出と検証 ー2018年7月の西日本豪雨災害ツイートを対象として」

◎川崎 凌摩,松下 光範,宋 晨潔(法政大学),藤代 裕之(法政大学)

卒業研究として行ってきた研究を学会の場で発表致しました.幾度も発表練習を行い,ポスター発表,登壇発表を無事に終えることができました.質疑では,「救助要請を機械的な抽出と人手の抽出で取りこぼしなくできるようになったらいい」「この研究と既存の手法を組み合わせてより多くの救助要請を特定できたらいい」など,肯定的な質問や意見をいただきました.

人生初の研究及び学会を経て,自分自身大きな成長ができたと思います.私にこのような貴重な経験をさせていただいた松下先生,研究室の先輩方,同期の方,法政大学の藤代先生,宋さんに深く感謝を申し上げます.

 

「化粧品の評価項目別スコア生成のための評価表現辞書の自動構築」

◎酒井 美春,上田 真由美(流通経済大学),松下 光範

私は、化粧品のレビューから自動で構築した評価表現辞書についての研究を、ポスターと口頭の両方で発表してきました。

初めての学会発表でとても緊張しましたが、私の発表を見てくださっていた先輩や上田先生からは、「悪くなかった」や「堂々とした発表だった」といったコメントをいただきました。

また、様々な大学の先生方や企業の方に私の発表を聞いていただき、色々な意見をいただきました。

とても貴重な経験でした。

 

ハウステンボスには時間と天候の都合で入れませんでしたが、博多でもつ鍋を楽しんでから帰路につきました。

(文責:M2北村)

 

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