七期生 / 受賞 / 研究活動
Posted on 2019-03-14
インタラクション2019にて発表&受賞しました(赤星)
M2の赤星です.3月6日(水)-8日(金)に,学術総合センター/一橋大学一橋講堂にて行われたインタラクション2019にて発表&受賞しました.
インタラクションは,ユーザインタフェースを中心とした計算機科学から多岐にわたる分野を扱った学会であり,毎年数百件の発表が登壇,デモ,ポスターという様々な形式で発表されています.今回発表した論文は以下の内容です.
Scanimate Projection: 現実環境への映像貼付を用いたインタラクティブ・プロジェクションマッピング
◎赤星俊平,松下光範
本研究は,これまで研究を進めてきた携帯型プロジェクタと環境設置型プロジェクタの連携手法の応用研究に関するものです.スキャニメーション と呼ばれる錯視技法を応用し,壁に貼付されたスリッド上のパタンに携帯型プロジェクタから動的スリッドを投影することで,あたかもアニメーションのように動いて見せることができる,というエンタテインメントを志向したシステムを実装しました.
スキャニメーションとプロジェクションを組み合わせた研究は6期生の福井先輩行なっていたものであり,今回は僕が研究で実装してきた「Afterglow Projection」と組み合わせることでより高いエンタテインメント性を創出できると考え,「Scanimate Projection」という新しい研究とて実装しました.また,技術面において8期生の中西にも手伝ってもらっており,多くの人に助けられた実装でした.
本発表は3日目のインタラクティブ発表においてインタラクティブ発表賞(一般投票)をいただきました.得票数は3日目において最も多かったそうです!
去年のIUI Student Volunteerとしてインタラクション2018に参加した際に,面白い発表をいくつも拝見し,自分もこの場で発表を行なって受賞をしたいと密かに感じていたため,念願が叶って感無量でした.
2期生の阪口さんや他研究室の知人,これまでお世話になっていた小坂先生,片寄先生,中村先生にもお言葉をかけていただき,ようやく少しは結果を見せることができたのではないかなと感じました.
今後も研究として引き続き行なってくれる後輩がいればいいなー…と思いつつ,個人的にももっともっと広がる余地があるものだと今回の受賞で感じることができたので,さらなるクオリティを追求していきたいと思いました
(文責:M2赤星)
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