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Posted on 2026-07-02
JCSSE 2026で発表しました(M2 徳丸)
皆様,体調はいかがでしょうか.
これを書いている時点での私の体調はすこぶる悪いです.
今回は,2026年6月24日(水)から27日(日)にタイ,バンコクのThe Royal River Hotelで開催されたThe 23rd International Joint Conference on Computer Science and Software Engineering (JCSSE 2026)にて発表した件について報告します.
発表内容
タイトル:Co-Creation and Urban Exploration Log-Based Comparison of Two In-the-Wild Deployments著者:〇Harutaka Tokumaru, Mitsunori Matsushita
解説:
本研究では,大阪市にある十三(じゅうそう)という地域を対象にしています.十三は,大阪の中心地である梅田から近くて,主要な乗り換え駅(十三駅)があることで有名な街です.ですが,十三駅に訪れる人は乗り換えをするだけで,十三を通り過ぎてしまいます.その結果,十三にあるスポットが気づかれないままになる可能性があります. そこで,本研究では訪問者に十三のスポットを探索してもらうことを目指します.具体的には,訪問者が十三に訪れて,滞在して,移動することを支援したいと考えています. この目的のために,私たちは位置情報に基づいたストーリーテリングアプリケーションを開発しました.このアプリでは,物語とスポットを結びつけることで,訪問者が十三を探索することを促します.
このアプリは2023年から2025年まで毎年「十三アートフェス」という地域イベントで運用してきました. このアプリの基本的な使い方は下記の通りです.
- 十三に行って,アプリを開く
- マップを見て,スポットを選ぶ
- 選んだスポットまで歩いて行く
- スポットで写真を撮る(スポットが認識されたら物語がアンロックされる)
- そのスポットを舞台にした物語を読む
- 2024年:アプリ開発者が十三の文脈に合わせて制作した物語
- 2025年:十三の住民・関係者が,自身の物語や記憶をスポットに結び付けた物語
これらの結果から,2025年の運用では,多くの場所を巡るというよりも,限られた場所に留まる局所的な行動パターンが見られた可能性があります.ただし,本研究は実運用ログに基づく記述的比較であり,物語の著者の違いのみによる効果を因果的に示すものではありません.今後は,条件を統制した比較やインタビュー調査を通じて,ユーザがなぜそのように行動したのかを明らかにする必要があります.
発表資料
発表の感想
発表当日,急遽事前に渡していたPDFファイルを会場のPCで開いて表示する形式から,Zoomでの画面共有によって会場にスライドを表示する形式に変更になりました.これが私にとっては運が悪く,発表中にネット接続が切れてしまい,発表を1分ほど中断してしまうという大事故を起こしてしまいました.ですが,それ以外の部分では,初めての国際会議,英語発表にしてはよくできた方だと思います.特に質疑応答なんぞ思考停止して,何も答えられずに終わると思っていたのですが,頂いた3問中2問には割と答えることが出来たように記憶しています.英語がダメダメな私でも海外で,英語で発表できたことは,今後の人生において自信や挑戦の源になりました.これを読んでいるみんなも,仮に英語が出来なくても,恐れずに海外での発表,英語での発表に挑戦してみて下さい.初海外の感想
初海外はドキドキとワクワクの連続でした.まず,楽しみなのは目的地に行くまでの飛行機,その中でも特に機内食!私は予約時にウキウキで機内食を選択しました.出発当日,飛行機の席に着く.すると,CAの方から,「この機内食を頼んだこの名前ってお前か?」みたいなことを英語で言ってたので,「そうです!」と英語で返答(実際は,質問の意味を理解するまでに何回も聞き返したせいでCAさんが呆れており,隣の席のベトナム人の方が助けてくれました).飛行機が出発してまもなく,私のもとに機内食が運ばれてきました.実は,機内食を食べるのも人生で初めてで,この新鮮さに興奮を覚えてしました.ですが,ここで違和感を覚えました.私以外に機内食が運ばれてきた人が少ない…というかいない?今から5時間以上のフライトだというのに,機内食を注文しないなんてあり得るか…?その違和感は正しかったようで,数分後,機内食のメニューを持ったCAさんが機内を回り始めた.そこで私は「あ,俺って特殊なリクエストをしていたんだ」ということに気が付きました.思い返してみると,予約時の選択肢は「なんとかベジタリアンミール」とかやたらベジタリアンなメニューばかりでした.その中でも私は「東洋ベジタリアンミール」というメニューを選択しました.今私の目の前にあるのは,肉も魚も使われていない,とてもベジタブルなミールでした.
さて,飛行機は乗り継ぎのためにベトナムのホーチミンに着陸しました.飛行機から降りると,とにかく暑い,暑すぎる.そしてトイレにも行きたい.飛行機から空港の建物まではバスで移動しました.私はバスに乗るまで視界で先生を捉えていたのですが,人が多く,接触することはできませんでした.バスを降りると,先生を見失ってしまって,まずいと思ったのですが,それ以上に空港で漏らす方がまずいと思ったので,トイレに駆け込みました.トイレから出て,みんなが進んでいる方向に歩いてみても先生の姿は見当たりません.先生に連絡を取ろうにも,ネットが繋がらず,スマホの充電も残り10%しかありませんでした(機内のコンセントが自分の席だけ壊れていたっぽく,充電できなかった).そのため,「先生は先に手続きを済ませているのかな,とりあえずtransferって書いているところに進もう」などと考え,その標識の通り進みました.そして,人の流れや周りの雰囲気のままに流されていて,気が付くと私はベトナムへ入国してしまっていました.日本を出国したときと同様に審査があることはしっていました.なので,それっぽいところに進んでいたら,預かり荷物がグルグル回っているところに出てしまいました.この時点でスマホの充電は5%.これはまずい.俺の初海外,初国際会議がベトナムで頓挫してしまう.身体からは汗が噴き出す.幸いにも人混みを抜けたからか,ネットが繋がるようになり,先生と連絡を取ることが出来ました.先生によると,どうやら日本を出国したときと同様の手続きで,再度ベトナムを出国すれば合流できるらしい.私はそれで少し安心し,空港職員に拙い英語で出国ゲートの位置を聞いて,そこに向かいました.出国審査を受ける列に並んだ時点で出発まで残り1時間ほどで,間に合うか不安でしたが,なんとか先生と合流することができ,無事にタイに向かうことができました.
タイでは,1~3日目はほとんどJCSSE2026の会場(我々が宿泊しているホテル)にいたので,観光をしたのは4日目でした.限られた時間でどこに行こうか悩んだのですが,やはりデカくて綺麗なところに行きたいということで,ワット・ポーとワット・アルンに行きました.ワット・ポーには,全長46メートルの黄金の寝釈迦像があり,その圧倒的なスケールに圧倒されました.また,スケールだけでなく,その建物自体も細部にまで力が入っており(というか,怖いくらいに細かいところまでテクスチャや絵が描かれている)ため,どこを見ても興味深いものばかりでした.また,外にある塔は細かいツルツルのタイルを貼り付けて,綺麗な模様を表現しており,それが太陽光を受けることでこの上ない美しさを放っていました.我々が求めていた「デカくて綺麗」がそこにありました.




挑戦したのはこれ
(文責:徳丸)
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