上村真央 / 十七期生 / 受賞 / 研究活動

Posted on 2026-08-01
第4回デジタル理学療法学会で発表しました(B4 上村)


皆さん,初めまして!松下研究室B4の上村真央です.
2026年6月20日(土)に,甲南女子大学で開催された第4回デジタル理学療法学会にて,「LLMを用いた理学療法士国家試験実地問題に対するToulminモデルの適用可能性の検討」というタイトルで発表を行いました.

発表内容

タイトル:LLMを用いた理学療法士国家試験実地問題に対するToulminモデルの適用可能性の検討
著者:上村真央,三藤優実,髙橋可奈恵,松下光範
解説:
みなさんは,学校の入学試験や定期試験の勉強をするとき,どのような対策をしていますか?過去問や問題集を何度も解き直し,答えを覚えることが中心になってはいないでしょうか.私は今回,理学療法士国家試験の「実地問題」に着目しました.実地問題とは,知識をそのまま問う問題ではなく,患者の情報をもとに「どのような検査や治療を行うべきか」を考えるなど,論理的に判断する力が求められる問題です.しかし,本来は論理的思考が重要である実地問題でも,過去問などの反復演習による暗記だけで解けてしまっている可能性があるのではないかと考えました.そこで私は,学生がより論理的に考えながら問題を解けるようにする方法として,「Toulminモデル」に着目しました.Toulminモデルとは,自分がどのような根拠や理由で結論に至ったのかという思考の流れを整理し,可視化するための枠組みです.本研究では,その活用可能性を検討する第一段階として,学生の代わりにLLMを用い,実地問題に対してToulminモデルがどのように適用できるのか,またどのような課題があるのかを検証しました. 
発表の様子

感想

今回が初めての学会発表でした.もともと人前で話すことはあまり得意ではありませんが,不思議と本番では過度に緊張することなく,比較的リラックスして発表することができました.一方で,普段から声が小さいこともあり,マイクにうまく声が乗っていなかったようです.発表では内容だけでなく,聞いてくださっている方々にしっかりと伝わる声量を意識することの重要性を実感しました.また,スライド作成では,内容を要点だけに絞って分かりやすくまとめることに苦労しましたが,松下先生や先輩方にご指導いただき,改善することができました.今回の経験を踏まえ,次回はスライド作成や発表練習の時間を十分に確保し,より分かりやすく伝わる発表を目指したいと思います.
さらに,今回の学会では大会長賞をいただくことができました.大変光栄であると同時に,この結果に満足することなく,これからも努力を重ねていきたいと思います.
(文責:上村真央)
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