十三期生 / 田中瑠彗 / 研究活動
Posted on 2023-04-07
HCI202で発表しました
皆さんこんにちは!B4の田中です.2022年3月13日 (水),14日(木),15日(金)に国士舘大学で開催された第202回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会で,B4田中が発表致しました. 今回の発表資料,過去の発表論文・発表資料は関西大学 松下研究室 論文レポジトリに記載しております,そちらもぜひご覧ください!
タイトル:複数の質感を複合的に提示可能な触覚提示デバイス
著者: ◯田中瑠彗,松下光範
概要:本研究の目的は視覚障碍者に対して触覚を用い,様々な感情の表情を提示することである.視覚障碍者の多くは表情などの非言語情報を取得することが困難であるため,コミュニケーションに苦労する.このような問題に対して非言語情報である表情を触覚情報に変換し,代替的に提示することで問題の解決を目指す.本稿ではその端緒として,温冷感,硬軟感,粗滑感,平凸感をパラメータとし,それらを複合的に提示できる触覚提示デバイスを実装した.また,デバイスが意図した触覚刺激を適切に提示可能であるかを検証するため実験を行った.その結果,温冷感,硬軟感,粗滑感,平凸感,全てのパラメータにおいて高い精度で提示可能であることを示した.
感想:初めての学会発表,教壇に立っても全く緊張せずリラックスしていました.しかし,表題と自分の名前を読んだ後アクシデントは起きます.なんとエンターキーを押してもスライドが進まない… 静かな教室に僕のエンターキーの音だけが響き渡っていました.さすがに僕もこれには動揺してしまいました.アクシデントはありましたが,事前にスライドを見ないで発表できるようになるまで練習していたこともあって,自信を持って落ち着いて研究発表することができました.また質疑に関しては用意していた質問スライドを活用して,的確な回答ができたと思います.研究発表以外では松下教授となぜか東京にいる堤悠太様と美味しい台湾料理を食べました!とても良い思い出になりました.発表練習や論文添削,日々の議論などあらゆる面でサポートしていただいた松下光範教授,発表をしないのに遥々僕の発表を見に来た堤悠太様には大変お世話になりました.次はより良い発表ができるよう日々精進します.
(文責:13期 田中瑠彗)
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