九期生 / 研究活動

Posted on 2019-11-13
SUI2019で発表しました


1年ぶりの学会参加報告となります、M1の佐藤です。
10月19,20日にアメリカ・ニューオーリンズで開催された『ACM Spatial User Interaction 2019 (SUI2019)』にて、M1の佐藤光起、返町周が発表いたしました。

発表内容

佐藤光起

タイトル:Object Manipulation by Absolute Pointing with a Smartphone Gyro Sensor
著者:Koki Sato, Mitsunori Matsushita
論文情報: https://dl.acm.org/citation.cfm?id=3360006
概要:この研究の目的は、身の回りにある様々なコンピュータを、スマートフォンをかざす事で操作することです。我々は、スマートフォンのジャイロセンサを活用する事で、ユーザが指し示している場所を算出する手法を開発しました。この手法はコントローラの一括化や多機能化、複数人による同時利用を実現します。
実際のシステムの様子

返町周

タイトル:Virtual Window Manipulation Method for Head-mounted Display Using Smart Device
著者:Shu Sorimachi, Kota Kita, Mitsunori Matsushita
論文情報:https://dl.acm.org/citation.cfm?id=3358753
概要:この研究は光学シースルー型のHMDを操作する際に発生するゴリラアームシンドロームを解決することです.外部デバイスとしてスマートフォンやタブレットを使うことで腕を上げなくても操作を可能にする手法を開発しました.この手法を利用することで,街中での情報探索を容易にすることができました.
システム構成

感想

今回、連結開催されるUIST2019にも参加したため、現地6泊の長期滞在スケジュールで参加しました。
ニューオーリンズ 初日には、慣れないチップ制や夜通しなるパトカーのサイレン、さらには近くのホテルは崩落と、とても耐え切れないかと思いました。
しかし、3日目ごろからすっかり慣れた町となり、最終日には日本に戻るのが面倒だなとまで感じるようになりました。(実際帰国には32時間かかり面倒でした。)

ニューオーリンズの町は、アルコールの飲み歩きOKということもあり少し治安に不安を感じるところもありましたが、住めば都というべきか、あっという間になれることができました。
町は観光するには小さく、楽しみは食事でした。
ワニ・ ザリガニ・ナマズと変わった肉を食べることができました。個人的にはワニ肉が弾力があっておいしかったです。

学会は、私にとっては2度目のSUIであったこともあり、昨年に比べしっかりと話すことができたと感じます。
ですが、質問や懇親会などではやはり英語が問題となりあまりコミュニケーションをとることができませんでした。
研究活動とは少し離れたことですが、次の国際会議に向けて英語の勉強も続けなければならないと感じました。
お土産に購入した似顔絵
(文責:9期 佐藤 光起)
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