九期生 / 研究活動

Posted on 2018-10-27
SUI2018で発表しました(喜多皓太)


はじめに

B4の喜多です。

10/13-14にドイツ・ベルリンで行われた『6th ACM Symposium on Spatial User Interaction(SUI2018)』に参加してきました。

SUI2018には松下先生、M2の北村さん、B4の佐藤、私で参加しました。共著での参加でしたが、私にとっては初の学会参加、それも海外での学会ということで楽しみな反面、とても緊張しておりました。短い時間ではありましたが、ポスター発表のセッションでは実際に英語での説明を行うこともできました。

発表内容

タイトル:Real-Time Recognition of Signboards with Mobile Device using Deep Learning for Information Identification Support System

著者:Shigeo Kitamura,Kota Kita Mitsunori Matsushita

内容は北村さんと同じものになるので詳細は北村さんの記事をご覧ください。

感想 

初の学会発表、それも英語発表ということでただでさえ経験不足の中、上手くこなせるのかという不安もあり、今回は練習通りに一通り全体の説明をするということを目標に取り組みました。しかし、実際に場に立ってみると練習通りにはいかない部分がたくさんありました。ポスター発表では他の参加者との距離が近いため説明の途中で質問が入ったり、そもそも想定していた形で説明を始めることができなかったり、そういった場面で柔軟に対応できずに北村さんに助けていただいた場面がありました。

他の参加者の発表を聞いている場面でも話だけで理解することは難しく、聞き取れた単語と図や動画等を合わせてようやく理解する等、語学力の差を痛感しました。

気になった発表

私が今回のSUIで聞いた発表の中で面白いと思ったものを1つ紹介したいと思います。 

Thumb-In-Motion: Evaluating Thumb-to-Ring Microgestures for Athletic Activity

この研究は指に装着するタイプのインタフェースに関する研究です。この研究ではランニング等の運動中にも操作しやすいインタフェースが実現されています。指に装着したリング状のデバイスを操作することで、ラップタイマーや距離カウンター、音楽プレーヤーを操作することが可能となっており、ウェアラブルデバイスの一つの形としてとても面白いものになっていました。

論文

感想

また、今回のSUIの終わりにHPIのデモセッションを覗くことができました。UI系の世界のトップカンファレンスの雰囲気を間近で体感することができてとても感動しました。

今回のSUIではどちらかというと私の未熟さ、至らなさを思い知った部分が大きかったように感じています。研究も語学ももっと頑張らないといけないと痛感しました。

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