十一期生 / 十二期生 / 十期生 / 研究活動

Posted on 2022-10-22
EC研2022で発表しました


皆さんこんにちは!M1の高橋です.2022年10月6日 (木)〜7日(金)に釧路市阿寒湖まりむ館とzoomにてハイブリットで開催された第65回 情報処理学会エンタテインメントコンピューティング研究会 研究発表会で,D1森野,M2周,M1高橋の3人が現地で発表致しました.

 


 

タイトル: 災害情報収集におけるエンタテインメントコンテンツによるコンタミネーションの調査

著者: ○森野 穣, 松下 光範

概要:本研究の目的は,災害時の Twitter を利用した情報収集における,エンタテインメントコンテンツの コンタミネーションについて調査し,その影響を防ぐ方法について明らかにすることである.災害時において,自治体は Twitter を活用することで,被害状況や救助要請の把握につなげている.しかし,Twitter には災害時であっても多くのエンタテインメントコンテンツに関わる情報が投稿され,災害情報収集の妨 げになっているという懸念がある.エンタテインメントに関連する投稿は,そのコンテンツやコミュニ ティの活性化につながっている一方で,災害時という特殊状況下においては,自治体による災害情報収集 の障害となり得る.我々は,このような状態をエンタテインメントコンテンツによるコンタミネーション と定義し,その分離を目指す.その端緒として本稿では,災害時のツイートの中からエンタテインメント コンテンツに関連する投稿を分析し,1) どのようなコンテンツがコンタミネイトし易いのか,2) それは分離可能か,の 2 点について検討する.

感想:D1の森野です.阿寒湖で開催された情報処理学会エンタテインメントコンピューティング研究会に『現地参加』しました.学部4年生の時に初めて参加した学会は,コロナの影響で全てオンライン化されました.それ以降の修士課程を通しても,一度も現地開催に恵まれることはありませんでした.まだまだ続くコロナ禍ですが,その中でも今回は現地に赴き発表できたこと,本当に嬉しく思います.さて,肝心の発表についてですが,私自身は萌芽研究での発表でした.これまでの研究会の傾向から萌芽研究の発表時間は12分~15分程度を見込んでいましたが,ところがどっこい,参加者多数のためか,これまでの約半分の7分での発表となりました.短くなって最高!と思われるかもしれませんが,短い時間であればあるほど発表とは難しいもの.この短い時間に,「過不足なく」自分の研究を発表するのは至難の技.今回の発表では,必要最低限は発表できたものの説明不足感は拭いきれず・・・十分なものではなかったように思います.私が至らぬ分,後輩達が素晴らしい発表をしてくれたため,松下研全体としては悪くなかったのではないかと思います(他人任せで非常に恐縮ですが).現地での段取りも私がサポートするつもりが,いつの間にかサポートされてばかりで頼もしい限りでした.コロナ収束とはまだまだ程遠い世ですが,少しずつですが以前のような活動ができるようになってきたことに感謝の気持ちでいっぱいです.

 


 

タイトル:効果音と抽象図形の動作の組み合わせによる印象の変化 -正方形に7種類の動作を付与した場合-

著者:○周 鉄爾, 松下 光範

概要:本研究の目的は,抽象図形の動作が印象に与える影響を明らかにし,映像制作における図形動作設 計の指標を構築することである.モーショングラフィックスは抽象図形やイラストなどに動作を付与した 映像表現であり,システムの使用体験を向上させたり,動作の対象に閲覧者の注目を集めたり,閲覧者の 感情を喚起したりするなどの効果が得られることが明らかとなっている.しかし,モーショングラフィッ クスの動きが閲覧者にどのような印象を与えるのかという指標は,動画制作者の主観的感覚や経験則にど どまっている.モーショングラフィックスの動きが閲覧者に与える印象の変化が明示的になれば,動画制 作者の意図した印象を,閲覧者に対して適切に伝えることが可能になる.本稿では抽象図形のひとつとし て正方形に焦点を当て,正方形に拡縮,移動,回転,透明度,軌道回転,対称移動,連続回転の 7 つの動 作を各々付与した場合に,閲覧者が受ける印象について報告する.

感想:M2の周です.2年前日本に留学して以来,コロナの影響でずっとオンライン発表でした.ようやく最後の学期でオフラインの発表会に参加できるようになりました.発表自体は,朝一発目で,眠気を蹴り散すため相当声を張りました.15分間の研究説明はなんとかやり遂げることができましたが,質疑に関しては,うまく回答できていなかったと感じました.その原因は,日本語能力および準備不足だと考えています.しかし,顔を合わせながら現場の雰囲気を感じて,改めて,「オフラインの発表はいいなぁ!」と思いました.10月の北海道はすっかり冬の気温で,寒かったです.デジカメでいくつかの写真を撮りました.写真を通してすこしでも北海道の魅力を感じていただけたら嬉しいです~

 


 

タイトル: 食事の魅力を高める器推薦の実現に向けて

著者: ○高橋 知奈, 東 奈穂, 松下 光範, 山西 良典

概要:食事は単なる栄養摂取の手段ではなく,日々の暮らしを豊かにするエンタテインメントコンテンツのひとつである.このエンタテインメントコンテンツの魅力には,料理の美味しさだけでなく,器への 盛り付けや彩りといった見栄えも大きく関わっている.我々は器が食事の魅力を高める点に着目し, Quality of Dish (QoD) 向上のための器選択支援を目指している.本稿では,器と料理の関係に着目した 先行研究を概観し,食事の魅力を高めるために適切な器を,計算機が推薦するための要素技術とその活用方法について考察する.

感想:M1の高橋です.私にとってオフラインでの発表は,6月のJSAIに続き2回目でした.JSAIは開催地が京都と近場だったので,北海道という遠くの地へ行くことができとても嬉しかったです.ひとつ心残りがあるとすれば,3月に卒業された福元さんとも一緒に現地の学会に参加したかったです.発表については、正直今までの発表の中で一番緊張しました….緊張した理由は,今まで書いたことがない論文形式に挑戦したからです.論文執筆も発表資料作りも今までの中で一番時間がかかりました.その頑張った成果もあり,緊張しながらも今回の発表ができることがとても嬉しかったですし,できるだけ多くの人にこの発表を聞いてほしいなと思うくらい自信を持って話すことができました.最後まで支えてくださった先生方をはじめとし,先輩の森野さん,安尾さん,後輩の東さんには大変お世話になりました.今後も引き続き,器の研究の領域をより広げられるように研究に精進いたします.

(文責:12期 高橋知奈)

 

   
Posted in 十一期生, 十二期生, 十期生, 研究活動 | Comments Closed

Related Posts