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Posted on 2017-09-20
EC2017 でデモ発表しました
2017年9月16-18日に東北大学片平キャンパス(宮城)で開催された,エンタテインメントコンピューティング2017にて,M1の赤星が下記の研究をデモ展示にて発表しました.
複合現実空間における仮想オブジェクト受け渡し手法
赤星 俊平,中西 聖,安尾 萌,松下 光範
先日のEC研究会にて発表した研究を拡張した内容です.
複合現実感(Mixed Reality; MR)という技術は通常,HMDやタブレットなどのデバイスを通して実現されます.そうしたデバイス越しの空間を,他者と共有するためには空間座標を合わせるための様々な処理が必要です.本研究ではそれらの処理を,腕に装着した小型のプロジェクタから投影されるマーカを起点に設定することで解消しようという試みです.コンテンツの例として,仮想オブジェクトを複数ユーザでやりとりするシステムを実装しました.
扱いが難しいシステムのため,展示がなかなか上手くいかず,説明も不十分で反省点の多い回となりました.しかし,良い点や悪い点について直接レビュー頂いたことや,自分でも伝えにくいことに気づいたことで,今後の指針となるものがたくさん見えた展示でした.口頭発表とはまた違う感覚があります.
他の発表も面白いものがたくさんありました.エンタテインメントに特化した学会ということもあり,
普段以上に自分の研究と関わりの深い発表や,エンタメ分野を研究する上で考えさせられる発表が多く見られました.
二日目の夜には懇親会があり,たくさんの先生や学生が参加していました.前回のEC研究会でお会いした先生方や,明治大学の渡邉先生,津田塾大学の栗原先生,立命館大学の大島先生,その学生さん方とお話できて大変光栄でした.
ちなみに,仙台のご飯も美味しかったです.学会の醍醐味!
(文責:M1赤星)
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