杉本麻衣 / 森友吾 / 研究活動
Posted on 2026-09-25
第219回HCIで発表しました(M1森・杉本)
こんにちは!M1の杉本麻衣と森友吾です.
2026年9月3日~4日に,福岡の北九州学術研究都市で開催された第219回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会に参加し,研究発表を行いました.
発表内容
タイトル:アノテーション作業ログの提示が仕様書の改善過程に及ぼす影響
複数の人が同じルールに従って文章を分類するとき、判断が食い違った原因を見つけ、分類のルールをまとめた「仕様書」を改善するための研究です。前回の研究では、最終的な分類結果だけでなく、作業者が「どの文をどう判断したか」「どの語句を根拠にしたか」といった作業の過程を記録できるツールを作りました。今回は、その記録を仕様書を作った人に見せるダッシュボードを作り、票数などの結果だけを見た場合と比べて、判断が分かれた原因の考え方がどのように変わるかを調べました。実験では、作業の記録を見ることで、原因を具体的な文や語句と結びつけて考えたり、自分で用意していた正解の見直しを考えたりする様子が見られ、作業の記録が自分の推測と実際の作業者の判断を照らし合わせる材料になる可能性が示されました。
感想
今回の発表を通して、研究内容を人に伝わる形で説明することの難しさを改めて感じました。今回は前回発表したツールを引き継いだ研究だったため、前回の内容を短く説明した上で今回新しく取り組んだ部分へつなげる必要がありましたが、その前提部分が十分に伝わらず、質疑でもそこに関する質問をいただきました。自分の頭の中では今回の実験内容が中心になっていたため、質問への応答でも今回の研究について答えてしまい、相手が確認したかったことと少しずれてしまった場面もありました。研究をよく知っている自分の視点だけでなく、初めて聞く人がどこで疑問を持つのかを意識して説明することの大切さを実感しました。今後は、前提知識のない人にも研究の流れや今回新しく取り組んだことが伝わるような説明ができるよう、さらに鍛えていきたいです。発表内容
タイトル:IMU搭載イヤホンとスマートフォンの連携による移動中のユーザの大まかな視線方向推定本研究の目的は,IMU搭載イヤホンにより,移動中のユーザの大まかな視線方向を推定することである.頭部運動は眼球運動と密接に関係するため,大まかな視線方向推定として用いることができる.磁力計を用いれば空間上の方向をキャリブレーションできるが,一般的なイヤホンには搭載されておらず,移動中の継続的な手動補正は困難である.そこで本稿では,イヤホンIMUとスマートフォンGPSを連携させ,GPSから得られる移動方向を基準に自動キャリブレーションする手法を提案する.車両移動環境で評価実験を行った結果,概ね補正可能である一方,推定結果が移動方向と反転して補正される場合が確認された.

感想
今回の発表はスライド制作に時間をかけて、発表を頑張りました。去年の学会発表では発表のスピードが早すぎて、何言ってるのか分からないと先生に言われたことを覚えています。今年の発表では、自分のリズムを崩すことなく発表ができ、先生からも分かりやすかったとの評価をいただきました。質疑応答も質疑応答も淀みなく話す事ができました。成長を感じました。Related Posts
