七期生 / 八期生 / 研究活動

Posted on 2017-12-08
IDRユーザフォーラム2017で発表してきました


こんにちは,M1の大杉です.
学会に行く機会が多くなったことから,最近新幹線などの切符の準備や移動に戸惑わなくなっていることに成長を感じています.
この調子で色んなところに行ってみたいです!!

さて,12月4(月)に行われた「IDRユーザフォーラム2017」にて発表してきました.
会場は東京の国立情報学研究所で,M1大杉,B4永井が参加しました.
この会議は企業のデータセットをもらってる人を対象とした会議で,私たちはクックパッドさんからデータをいただいて研究をしているのでその成果を発表してきました.

まずはオープニングセッションで産学連携のお話を聞いてから,去年と同じくお昼ご飯にカレーを食べてきました.
エネルギー補給が完了したところでポスター発表を行いました.

発表内容は以下の通りです(○が発表者).

料理に不慣れな人の調理支援を目的とした失敗しやすい箇所の提示に関する研究
○大杉 隆文,永井 廉人,松下 光範(関西大学)
資料:IDRユーザフォーラム2017_Ohsugi
概要:料理初心者に対して失敗をしないように料理させることを目的とした研究です.これを達成するために,今回はまず料理における失敗とは何か,またそれがどういう原因で発生しているのかをインタビューにより調査・分類しています.

所持する調理器具に基づく調理可能な料理レシピの発見
○永井 廉人,大杉 隆文,松下 光範(関西大学)
資料:IDRユーザフォーラム2017_Nagai
概要:料理を探す際に自身の環境に応じた料理レシピを探せることを目的とした研究です.料理レシピで使用されている道具に着目しており,今回はレシピの中の動作と食材からどういう道具が使用されているかの候補を出しています.

会場の様子
会場には大学の教授や学生だけではなく,企業の人も参加していて賑わっていました.

              
ポスター発表中の様子(左:永井,右:大杉)

以下,感想です.

初めてのポスター発表で緊張しましたが,多くの方が意見や質問をくださることで自分では気付かない部分の発見などもあり,勉強になりました.また,企業や学生の様々な研究を見ることができ,とても刺激を受けました.特に料理レシピに関する研究では,シズルワードから料理の仕上がりを推定する研究や,料理写真からカロリーを自動計算する研究など,着眼点のユニークなものが多くあり,知見が広がりました.
パネルディスカッションでは今後の企業や大学のあり方について貴重なお話を聞くことができました.
終始緊張の1日でしたが,大変勉強になりました.(永井)

去年も同じ会議に出しており,その時には先生にかなり助けらましたが今回は自分1人で説明と議論を行うことができました.去年と比べ,少しは自分の研究がどういう意義があるのかが明確になった実感があります.そういう意味ではリベンジできたのではないかと思います.しかし,発表していてまだまだ足りていないところがたくさんあるなと感じました.さらに自分では気づかなかったところを指摘していただくことができたのでよかったなと思います.(大杉)

(文責:大杉)

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